ビルの乱立するマンハッタン。

大きなビルの下で見上げると、頭がクラクラしてくる。
立ち止まってこんなことをしていると、後ろから人がぶつかって、ばかやろ〜

と言われそうだ。
でも、ニューヨーカーはそんなことは言わない。エックスキューズミーと柔らかにかわしてくれる。
しかし、時として気をつけなければいけない。
びっくりするようなものが降ってくるのである。
真夏の太陽のもと、ピチャ!

とほほに当たる水。ビルに埋め込まれた旧式クーラーからの贈り物。と信じてるけど・・・・・確かめたことはない。

ただ、水である限り怪我をすることはない。
ガラスが降ってきたり、レンガが降ってきたりするのは、恐ろしい。
もっと、恐ろしいのは、クレーンが降ってくるのである。
3月15日に、クレーンが倒れて、作業員とアパートにいた人が数人亡くなっている。
確かに、1ブロックごとにやぐらが組まれていて、上の方で何かをしている。
不動産不景気と言われているアメリカではあるけれど、ここマンハッタンでは、ビルの新建築、または修理が行われていて景気良くみえる。
かつて、私も怖い目にあった。

前の日に仕事でミスをして、重い足を引きずって歩いていた時、目の前にあったやぐらが、突如激しい音をたてて崩れてきた。

間一髪で下敷きにならず、飛んできた木のかけらで大事なおでこにちょっと傷を負っただけですんだけれど、前を歩いていた人が、怪我をした。ほんの数歩早く歩いていたら、大怪我をしていた。
その時ほど、仕事のミスも、重い足どりも、ただ感謝した。
そういえば、気をつけなければいけないのは、下もそうだった。
マンホールに足を乗せたとたん、あ〜〜〜!とまっさかさまに落ちることもあったし、突如蒸気が噴出してくることもある。
マンハッタンは、毎日何かが起こる、本当に刺激的な街だと、しみじみ思うが、それでも、この街を離れたくないのは、私だけではないようだ。ここにある魅力の大きさは、ニューヨーカーになってみないとわからないのかもしれない。
posted by iiiny at 04:56| ニューヨーク

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